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〜第3回「傾向と対策と整理と研究とツメタギリな日々」〜


いやいやいやいや。1ヶ月ぶりですかな。
お久しぶりでございます。
春の訪れも一歩一歩感じられる今日このごろ
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
毎度お越し頂き、まことにありがとうございます。


ところで。
鍵盤ゆういち、只今若干悩んでおります。
この「左脳セット」、書いてる本人も大変楽しいのでございますが
本人の想像以上に「想い出フォルダ」の容量があったらしく、
幼年期の時点であれやこれやと、まだまだ思い出されてくるのです。
ただこのペースで行きますと、
小学校卒業の頃には、もう夏が終わってしまってる
なんて可能性も出てまいりました。

今思いつく限りダラダラ書きなぐって行くというのも
まあ悪くはないと思うのですが
「おめーよー、ドラゴンボールZの戦闘シーンじゃねーんだからよー」的な意見も
まああると思われます。早く進みなさいよと。

そこで。
またまたみなさんのご意見を聞いてみたいなと痛感したわけです。
質問もはっきりさせましょう、
ズバリ
「あなたが興味のある年代はどのへんですか?」
コレです。なんてシンプル。

この結果、1番要望が多かった時代を膨らませつつ
その他の部分もぬかりのないように
1つのストーリーを展開したいなと思い始めたわけです。
やるからにはやっぱり完成形を想像していたいし、
オフィシャルの「日記」との差別化もちょっとしてみたい。

書き方は何でもいいです。
単純に「小学校時代」とか、「音楽に出会ったきっかけ時代」とか
「神社の舞楽ってなんだよ時代」とか「女におぼれた時代」とか。
まあなんでもアリの方向で。

っていうか「自伝コラム」なのに
みんなの意見聞いちゃうのね(笑)。ふはは。
まあでもそっちの方が俺もおもろいし。いいんです。

・・・とまあそんな感じなんで「白ポスト」の方に
熱い投函よろしくウエスポン。


で。今回こんな告知だけで終わるっていうんもさぶいんで
ちょっとだけ続きを。まだまだ幼年期です。





年に1、2度、朋子が実家に帰るというイベントがあった。
もちろん夫婦ゲンカしたとかではなく、
3泊程度の軽い旅行気分で安紀子も僕も同行するものだ。
ただまあそれも前回書いた通り50メートルなので
旅行もなにもあったもんではないのだけど。

当時それは「せち」と呼ばれ、
子供としてはとても楽しみなイベントだった。
寝る場所が違うというだけでなんかワクワクする。
でもその時期が盆と正月であった事を考えると
今にして思えばただの帰省か。


田鹿家の朝食はほとんどが米なのだが
おじさんの好みでそこに行くとパン食に変わる。
こんな変化も子供にはちょっと嬉しいもの。

オレンジと赤の中間の色の2枚焼のトースター、
上部は焦げで若干黒い。右下には白で花の絵柄入り。
今はあまり見なくなったパンを縦に入れるタイプのやつだ。
焼きあがると「ポン」という音とともにパンが飛び出てくるのだが、
たまに焦げたパン粉がつまって
片方だけ出てこないという状態に陥る時もある。
そんな時は指でじりじりじりと
パンの耳をつつきながら
「ポン」と出るまでこっちに寄せる。
でもなんせトースターなのでやけどには注意。

バサっとおじさんが広げる新聞の音。
コポコポとコーヒーの匂い。
窓にうっすら水滴がついてたのを見ると
季節は冬だったか。


そんな朝の食卓での事。
忘れもしないこんな会話があった。


朋子 「にいちゃん(おじさんの事)厚切りでいいんね??」
おじさん 「おう」
ゆういち(突然) 「・・・僕はツメタギリがいい」
一同 「・・・」
   「ツメタギリっちゃなんだね?」


解説がいると思う。

まず、今でこそ食パンは
「5枚切り」「6枚切り」という表記をするが
当時は「厚切り」「薄切り」だった。
どちらも用意してあるその食卓で
朋子がおじさんにどっちにするか尋ねたのだ。
で、そのやりとりを聞いてた僕は
子供ながらそれに参加したかったんだろう。

ただ致命的ミスは「厚い」という概念を知らなかった事。
「アツギリ」=「熱切り」しかその時の脳内には存在しなかったのだ。
一丁前に会話に絡んでみたかった僕は
とりあえず逆いっときゃいいだろ的な思考で
「冷た切り」と言ってみたのだ。甘い。
ただ狙ったボケでもなんでもない。本人は真剣。
しばらくして一同がその意味を理解して
大笑いしてる姿を見た時には
恥ずかしいという感情以外の何物でもなかった。
顔はまっかっかだったはずだ。
だって「普通に参加」しようとしてただけなのだから。
サラっと流れてくれればそれでOK、
「え?」となった時点でしゅーりょ−なのだ。はは。

それ以来このネタは家族にしばらく言われ続けた。
そして本人も大恥じをかいた想い出の1つとして
今も鮮明に覚えている。


・・・にしてもなー。「冷た切り」は無いよなー。
まあ今にして思えばあの頃にしては
なかなかナイス発想だったとは思うけど
さすがに安直よなあ、「ツメタギリ」て。

その前にね、まず「熱切り」を疑いなさい「熱切り」を。ゆういち君よ。
どーすんねんな?「熱切り」ってよー。できんのか??
言っちゃう前によー、1回まわせよー、頭ん中をよー。
そしてそれで一瞬でもやりすごせると思ったのか?君わ。
ははは、ばーかーめー。


と、まあ過去の自分をいじめるのはこれぐらいにして。

やっぱ昔から「言葉」というものには
かなり反応するタチだった様子。
思えば「口に出す前に1回よく考えてみようの精神」の根源は
このあたりからだったかもしれない。
あくまでも今にして思えばね。




・・・じゃあ今回はこれぐらいで。
結局まだ卒園してなかったけど(笑)。

まあ本人としても早く小学校時代の事とかも思い出したいんで、
白ポストによほど「幼年期特集がいいです」というのが
殺到しない限り、次は小学校時代へ突入する予定です。
前回の最後で「次は小学生編」みたいな事書いたのにすんませんな。
でもね、叩くとどんどん出てくるんですよ、このバカは。
この前もまた朋子からいろいろ聞いたし。
このまま行くと小学生編もどこまで行くかわからないのよね。


だから皆さんよろしくです。白ポスト。
できる限り期待に答えたいと思います。人間のギリまで。
はは、やっぱ「鍵盤ゆういち」人生賭けなあかんかな。
そんなわけで次回の更新はもうちょっと早いと思われます。
ではではまた会う日まで。

さよならエクアドル。

                          かしこ





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